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漫画を1冊お勧めしたいです

こんばんは、ブルスカでの恋愛/性愛などに関する発言を読んで、とある漫画を連想したのでせっかくなのでお勧めさせて欲しいです…

漫画を1冊お勧めしたいです
こんばんは、ブルスカでの恋愛/性愛などに関する発言を読んで、とある漫画を連想したのでせっかくなのでお勧めさせて欲しいです

よしながふみさんの『愛すべき娘たち』という漫画です
https://www.amazon.co.jp/dp/4592132955
Kindle等、電子書籍もあります

連載されていたのはもう20年も前のようですが、現代社会にも当て嵌まるような要素が多々あり色褪せない名作だと思っています

Subroさんの発言から連想したのは、本の後半に入っている話(試し読みでは一切触れられていない話)でして
そこに、恋愛感情を抱くことに苦しさを感じる女性、が出てきます

完全にネタバレになってしまいますが、ざっくり言うと、彼女は「全ての人に分け隔てなく接する」という博愛主義的なの精神をとても大事にしているからこそ、特定の人を好きになることは誰かを分け隔てることになってしまう、と捉えてるのです

Subroさんが自認するAro specとは異なる考え/気質ではあるのは承知の上で、「自分なりの揺るぎないの理由があって、誰かを特別扱いしたくないし誰かから特別な好意を向けられたくもないという女性」を描いた作品があることを、お伝えしたいなと思いました
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 素敵な漫画をお薦めいただきありがとうございます!
 私はドラマ版しか拝見していなかったのですが、「きのう何食べた?」におけるよしながふみ先生の人間の描き方がとても好きだったので、迷わず購入し、さっそく拝読しました。おっしゃる通り、現代に生きるだれかにきっとあてはまるような人間や関係性が描かれた、素敵な作品でした。この作品に出会えてとても幸運に感じております。

 そして拝読した結果、私はあらゆる個人の対人への気持ちが当人たちにとって心地よいものであると良いと漠然と思っていると感じました。私と同様にAro specであるか否かは関係ありません。「規範通り」の恋愛をしていようと、していまいと。たとえその「規範」の中で大切にされていることが、万人に共有される価値観ではなかったとしても。――どんな矢印であっても、それが当人にとって心地よいものであってほしいと、願っているのだと思います。

 作中では、おそらく私と最もスタンスが近いのは「恋愛ができない」博愛主義の若林さんだと思うのですが、雪子さんの抱く愛も、麻里さんの抱く愛にも、私は分け隔てなく共感――というより、親愛に近い感情を覚えました。フィクションであっても、あらゆる関係性や気持ちが尊重されて欲しいですし、性愛恋愛などに限らずあらゆる関係性指向が個々の強弱に関わらず存在してよろしくあって欲しいと思っている。そのことに「愛すべき娘たち」という作品を通じて気づきました。

 こういう考えは若林さんに感じ取れたように、とても美しく心の綺麗な行為だとも他者評価されるかもしれません。
しかし私が抱いているこの考えは、美しい倫理的な博愛というものではなく、シンプルな自衛行為です。私には、Aro(恋愛指向)以外にも、自分がマイノリティに属していると気づいている要素が他にもあります。自分のマイノリティー属性を心理的に守るためには、他人のあらゆる属性が守られると自身の中で認識していたいのです。自身が気づいている属性にしか発現しない、とても利己的で不十分な願いだとは思っております。そして私自身、この考えに対する一貫性を保証しているわけでも、自らを律する道徳の軸を置いているわけでもありません。だからこれは、もしかするとただ暴力的な棍棒を振り回しているだけかもしれないのです。

 今回この話の発端になったのは、「交際は最終的にセックスをするという契約であり、それが普通である」という友人の意見でした。Aro specと自認する私は「普通」を語れませんし、そもそも交際したいという欲望もないので完全に他人事です。そしてそういった考えが"普通"(=普遍)ということも理解しております。一方で、「交際」という契約を結びたい感情はあるものの、相手に性的指向を抱けずセックスまでは想定したくないーーそんな人もいるということを知っています。そのような人たちが"普通ではない"(=存在として非常に珍しい確率であり実存しないに等しい)と言われると心が擦れるような気持ちになります。"普通"(=普遍)ではないからパートナーとの関係交渉の中で劣勢(妥協)に回ってしまうことが当然になることになってしまうことに、憤りを覚えてしまっていました。全くの他人事にも関わらず。

 作品を通じて、そしていただいたメッセージを通じて、自身と他者の「関係性指向」に関して、自他境界が揺らいでいたなあと自身でも内省しました。けれど、この自身の考えを発するということも、Ally的な行動でありつつ、自分の心を守るために必要な意見だったのかもしれません。善悪二項対立では割り切れない気がします。恋愛・性愛に関わらず、私が今後生きる道には、他者との関わりが必ず絡んできます。他者との関係性を自分自身はどのように大切にしたいか、をこれからもしばしば考えていきたいものです。
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