タイトルの素晴らしさに震えました(2024.01.10 20:56)
「共犯」という言葉が、島に2人残った狛枝と日向のことを表しているだけでなく、日向が記憶を無くした狛枝に対して変わらずにそばにいようとすることで、記憶を完全に無くす前の狛枝との約束を守ろうとすること、2人だけの約束を守ることを表しているようにも感じられて、全身が痺れるような感動を覚えました。狛枝は何も覚えていないことがあまりにも切なくて、でも日向と狛枝の間に確かに存在した約束が2人を永遠にするんだと思うと、灰色の幸せで満たされるような心地がします…。この2人がジャバウォック島の海に骨を撒くまで添い遂げられることを切に祈りたくなりました。
本編の人間関係、花村くんに対して狛枝がご実家は?と聞く1連のくだりが凄く好きです。1章で狛枝が勝ってくれと応援した希望である花村くんの家族は、信じた希望である花村くん自身が既に潰してしまっていたあとだという描写が、本編の残酷さを綺麗に描いていて震えました。狛枝が信じた希望は狛枝にとっても誰にとっても最も残酷な方法で既に叩き潰されていた後で、ここから皆が世界に認められて幸せになる方法を深く考えられたんだろうな、と思いました。
また、左右田くんが狛枝の義手を作ってくれようとするシーンがとても好きです。彼も彼自身の才能に依存していることは、ソウルフレンドとはいえ日向には言えないと判断しているところに、左右田くんの優しさを感じました。
どのキャラクターも深くその人自身の生き方に苦しんで、でも前に進んでいて、2という作品への愛を強く感じました。
素敵な作品をありがとうございます。
お金を払わずに読んでいいものかと思いながらも、素敵なお話に惹かれて最後まで読んでしまいました。このように愛に溢れたお話を世に出してくださり、ありがとうございます。
他の作品も読んでみたいと思います。
おそらく「Rewind」感想を久しぶりにいただき、とても懐かしく感じました。描いたのはもう2年以上前なのですが、狛日や狛+日の解釈の根底となっている標のような作品なので、感想を頂けて嬉しいです。
タイトルの「Rewind」は、(狛枝の記憶の)巻き戻し、という意味と、「Re Wind」と分解して風が再び巻き起こる再起の意味を込めています。
これからきっと、日向にしか残らない記憶や思い出は増えていきますが、日向のことを書いたノートを起点として何度でも日向と友達になって、約束通り骨を撒くまで一緒に生きてくれればなと思います。
自身の手を血で染めており、しかし同じく手を血で染めている罪人の仲間たちがいる77期の様が好きです。仲間がいるから、犯してしまった罪を償いながら自分の未来を切り開くという前向きさがあるといいな…と思っています。
狛枝が1章で犯した罪も、みんなが本編で起こした殺人も、自分たちの罪も、すべて許せないけれど飲み込める77期の関係性が本当に好きです。「Rewind」では花村や左右田などの77期をしっかり描けてよかったなと改めて感想をいただいて感じました。
左右田と日向の関係性も個人的に好きです。本編の中でも左右田にとって日向は気が合う関係だったと思いますが、4章で左右田は日向を疑うような振る舞いをしました。そんな人間的で自己中心的な様を見せる左右田が好きだし、日向の気持ちに忖度して(ある意味疑って)自らの才能に対する依存を日向に言わない…みたいなことをしてもいいと思ったんですよね。優しさであり、自分勝手であり、そんな左右田の日向への振る舞いを少し描けたらいいなと思いました。
本当にこの作品はSDR2への愛を詰めているので、感想の通り感じていただけてこちらも嬉しいです。狛枝と日向のふたりだけでなく、77期全員が愛しいという気持ちを描写した結果の100pと自負しています。絵も拙い昔の作品をお読みくださり、感想をくださり本当にありがとうございました!