No.377

お絵描きには警察がいるものですが


 その道を知るものにとって見逃せない作画ミスを指摘する人を警察と言います。着物警察、弓道警察、そしてもちろん楽器警察もいます。

 さて、バイオリンのいろはのい くらいは学んだので、バイオリンの持ち方であったり弓の握り方であったりを知ったわけです。ただ、知ってしまったからこそ、バイオリン弾きの作画カロリーがエグく感じ、もはやバイオリンを弾いている様を描くだけですごいなと思います。

 そもそも、バイオリンって手の使い方が日常からかけ離れています。バイオリン弾きをみると、弓をなんだか自然と持っている気がしますが、実は絶対日常だと使わない手をしています。あと最近習った、左手の4の指(小指)、こいつがまたありえない手をしている。人には無理な形で小指を伸ばして踏ん張っている。この時、肘を少し体の内側に寄せる動作が必要です。これもまた不自然な格好で、作画が難しい。バイオリンと弓は直角に交差するのだが、交差するために人間がなんか頑張っているので、「自然な人体」と矛盾する。
 
 体制だけでなく、そもそもバイオリンとその弓の作画もややこしい。バイオリンはいうまでもない。形が変すぎるくせにS字の穴が空いており、バランスが難しい。そして、弓。弓の毛は実は場所によっては斜めの角度で弦と接触する。そもそも真っ直ぐじゃないしなった棒に、張られた毛がしなっている様を描かねばならない。空間把握能力必須のバケモノ物体です。

 私はバイオリンを絶対に作画しないぞ、決意を固める。ダンガンロンパの推しが超高校級のバイオリニストじゃなくてよかった。みなさんの推しがバイオリニストで、バイオリン作画に挑戦するなら、作画しただけで讃えます。自分が描けないので、アドバイスはできません。

畳む

メモと日記,バイオリン 編集 BlueSky

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