No.353
2025.12.18 メモと日記 編集 BlueSky favoriteいいね | [[LIKE_COUNT]] thank you
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「頑張れ!」と100kmハイク
講談社コミックアプリDAYS連載の「わたしたちは無痛恋愛がしたい」を読んでいる。
「わたしたちは無痛恋愛がしたい 〜鍵垢女子と星屑男子とフェミおじさん〜 」https://comic-days.com/episode/326975449...
本書は、女性や男性が生きていて感じるモヤっとしたことを言葉にして、物語にして伝えてくれる漫画であり、
タイトルにある「無痛恋愛がしたい」とは、尊厳を失う痛みを引き受けない対等な関係を築きたいということを示している。
歳の差によって強化される男性年長者の優位性が、歳の差恋愛のおぞましいところだと表現した第48話がよく読まれていた。その中では、「女性が22歳も下の男性に惹かれても、相手にされるわけないと身を引くのに、逆だとそうならないのが不思議である」といった話も出ていた。このように、登場人物たちが自分の人生に向き合って、それを言葉にして交流し合う様が素敵な漫画である。
この漫画に出てくる様々な登場人物を見ていると、「がんばれ!」と心から思う。
昨今、「がんばれ!」を無責任でネガティブな言葉として捉えることもあるが、この漫画を通じて感じた「がんばれ」は、全てが快調に行くことを見守る気持ちようなものだと感じた。無責任さや他人事な様相は確かにあり、ピタゴラスイッチがトントンと進んでいくことを見ている気持ちよさに近い。
そして、歩みを進めている人に対する憧れに近いものも含んでいる。その人が努力しているという自認の有無は関係なく、何かを進めようとしている人たちを見ていると、かっこいいなあと思う。そういった羨望も「がんばれ」に含んでいるのかもしれない。
さて、この漫画では4時間くらい東京を練り歩くシーンが出てくる。職場近くの情景も映り、嬉しかった。そして、大学時代の練り歩きの思い出が蘇ってきた。
なんでもよく忘れるわたしだが、長時間歩いた日のことをやたら覚えている。1回目は、池袋から浅草まで歩いた日。次に、山手線外回りを一周(50km弱)歩いた日、最後に、埼玉から東京まで2日かけて100km超歩いたイベント(100kmハイク)である。
努力をしたことがないとよく言うわたしだが、山手線1周と100kmハイクは流石に頑張ったと言える。ただひたすら歩いただけなのだが、今でもたまに、わたしって100kmとか50kmとか歩き続けられたんだよな、と思うことがある。
知っていますか? 長距離ハイクのコツは昼休憩を早めに取ることです。遅くに長めの休憩をとると、乳酸が溜まり歩けなくなるので、若干早めに昼休憩をとって、あとは歩き続けるしかないのです。あと、人間は2日間で100km歩ききろうと思うと、ロキソニンを規定量を破って飲む機会が生じます。そんな経験者しかないライフハックをこの胸に抱いていることも含めて、とてもよい思い出だし、わたしの礎のひとつなのである。
ひたすら歩いたあの日々のわたしはまさに「がんばれ!」という感じだった。歩き切って欲しいと見守ってしまうし、順調に進む気持ちよさが側から見てカッコよかっただろう。「無痛恋愛」を読んで、「がんばれ!」という気持ちが湧きつつ、またいつか東京で長距離を練り歩きたいなあという思いが浮かんだ。
なお、東京での長距離ハイクはかなり面白い。建物が多く景観の種類が富んでいることがよい。また、「全ての道はローマに通ず」、というが東京は全ての名所が2km〜5km圏内で通じている。ちょっと長めに歩いたら、知っている名所の駅にたどり着くのだ。山手線を回り続け10時間歩いた先で、「渋谷」「原宿」「新宿」あたりを通過していく時のフィナーレ感がすごい。東京はローマばかりである。2026年、カメラを持って意味なく歩きまくるのもいいな。おすすめのルートがあったらぜひ教えてください。
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