交換日記- Exchange Memo Logger -

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沢村

新年ももう一ヶ月が過ぎてしまいますね。時の流れはあっという間だなぁと感じるたび、ちょっとした切なさが胸を通り過ぎていきます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 伊勢丹好きということで握手できるのが、とても嬉しいです。といっても、私が主に利用するのは新宿伊勢丹ではないのですが。時々新宿伊勢丹の地下に潜ると、「食べ物ってこんなに煌びやかになるんだなぁ」と圧倒されます。我が家の母親は若干金銭感覚が狂っており、私立中高には通わせられないが、 浦和伊勢丹の肉は食わせてやる、みたいな感じで、もしかすると私のこの身長は、伊勢丹に助けられているのかもしれないです。そんなことはないかもしれない。ダンロンの新作に無事脳を溶かすことができたら、ギフト交換、ぜひやりましょうね。人生のちょっと先にある楽しみの一つです。

 1000万円使い切りプランと、幼少期のお話、どちらも答えていただき、ありがとうございました。1000万円の使い方があまりにも美しく、嬉しかったです。家具とお洋服、自分の周りを良い品で囲むのは、精神衛生上良さそうです。前金は当然セーフです。こんなにも美しく使えるのですから、さぶろうさんに1000万円が当たりますように。ちなみに当方は、よく考えてみるのですがあまりやりたいことが見つからずでして……めっちゃ高い寝具には興味がありますので、家族分最強の寝具を注文しよう! とかは思っています。あとはレーザープリンター。50万円くらいで足りそうで泣きます。

 幼少期のお話で、「大人の精神性で子供の頃を評価するのはなんともズル」と言っていただけて、思わぬタイミングで救われてしまいました。そうですね、そうです。私自身、振り返るとあまりにもあまりにもなガキんちょであったところ(同情の余地は多分にあるものの)、自分の根幹が「善」とか「陽」とか、「正」ではないのかもしれないと思い悩むことがしばしばありました。気が効かないルーズで怠惰な人間だと評され、自分でも過去の自分をそう評し過ぎていたかも。ガキなんて基本的にそんなもんかもしれない。さぶろうさんは20年後の自分をバカだと笑うのはずるいと言いますが、なんというか……24歳くらいまでの罪は、笑ってあげてもいいのかなって逆に思いました。(なんでそのラインなのかは、いまいち分かりません)。

 そしてお友達のお話、嬉しいです! 拝読して、いろんな人の人生があって、交差して、さぶろうさんがここにあるという気がしました。人間関係を通じた相対化の中で、アイデンティティが確立される、と文字面にすれば簡単ですが、しかし人生は常に具体的だよなぁ、と改めて思いました。そこには人がいるんだなぁ。それから、好きだとか嫌いだとか、そういう決定的な何かというより、そこでルートが変わったり、理由なくそこにいたり、みたいなものが意外と脳に残るよなぁ、とうんうん頷きながら感じ入りました。

 さて、人生を方向づける決定的な出来事ということで思い返すと、何がそれなのかはいまいち分かりませんでした。ただ、私って本当に流れるように生きてきて情けないよなぁ、というのはあります。思い返すと、「やりたいことをやりたいと言えなかった」人生ではあった気がします。小さい頃から背が高かったので、「お姫様になりたい」なんてことを口にすることができませんでした。自分よりは、る、か、に優秀な兄が中学受験で抽選落ちして、親が疲れているのを見て、「中学受験してみたい」と言えませんでした。大学の文学部で国文学を専攻したかったのですが、「就活がー」とかなんとか嘯いて法学部に行きました。
 特に誰に笑われたでもないのに、勝手に笑われることを妄想して、斜に構えてたクソダサ冷笑系人間を気取り、「全力で頑張る」みたいなことをしなかったなぁという気持ちです。永久に自分探し。なんという子供っぽい精神性でしょう。要は、やりたいことを頑張って失敗するのが怖かったわけですね。うっ……憂鬱な気持ち。

 なんでだ? と思い返すと、まぁ理由は色々ありそうなのですが。特にこれかなぁと思うのは、家庭環境ですかね。私は男に挟まれた兄弟の中で唯一の女でありながら、中身が一番破天荒だったんですよね。通知表をぐしゃぐしゃにして持ち帰ったり、「試しに」ホチキスで自分をパッチン! してみたり、綺麗な色だからと洗剤飲んでみたり、歩道橋の階段を思いきりジャンプして全身打撲したり。かなりまともな優等生の兄が第一子だった母は、私のやることなすことにビビり散らかし、「とにかく真面目に、まともに」という方向に私を教育してくれました。それはまぁ、おかげでギリギリ社会に適応できているので良かったです。その一方で自由な読書は父の嗜好と母が憧れた「個性」のために許されてしまい、思想はぐちゃぐちゃフリーダム、しかしレールを外れることはできない、みたいな、不可解な状況に陥ったと思われます。安心感の中で育ててもらったはずなのに、「自由はだめだ!」「自分はダメ人間なのだ!」みたいな気持ちが根底にずっとあるのも確かです。これ以上母を落胆させてはいけない、という、子供の部分がありますね。
 この歳になってようやく、いや別にまぁまぁ頑張ってるのでは? 好きなことに挑戦したって、気が効かなくたって、変わってたって、死なないのでは? という気持ちになってきて、大人って呼吸がしやすい! と思う日々です。
 
 さて。思い出したら笑ってしまう出来事も、一個紹介したいです。私は中学生の時、長期休暇は塾に12時間缶詰でした。それ自体は楽しく、前向きに取り組んでいましたが、お弁当は1個しか持って行けないので、夕飯を調達する必要がありました。友人が連れ立ってコンビニに行くのを横目に、私は毎日伊勢丹は地下一階、「たごさく」に走りました。当時は635円くらいで唐揚げ弁当が頼めました。おこわを3種類選べるのですが、私は彼のギャグマンガ日和の有名ネタの如く、毎日毎日「お赤飯、お赤飯、うーんと、お赤飯!」と笑顔で注文をしていました。四日目、店員のおばちゃんに「あんたねぇ! 単価高いおこわとか季節のおこわとか食べなさいよ!」と説教されたのですが、無視して赤飯を注文し続け、最後には何も言わずに赤飯を入れてくれるまでに至りました。伊勢丹のお惣菜フロアで説教される中学生は珍しかったと思いますよ。えへへ。

 それにしてもクールでお洒落なさぶろうさんがアイスまみれになっているのは、想像すると笑っちゃいますね。お掃除するのがさぞ大変だったことでしょう。

  今回少々自己嫌悪を含んでしまったので、次回は明るい話題で行きたいですね! そうですね〜、例えばですけど、「自分の性癖男について」とかどうでしょう。明るくもないか?? それか、「結局何に滾るのか」を教えてください。よろしくお願いします。畳む

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